大型二輪免許を取得すると、排気量の制限がなくなり全ての二輪に乗ることができます。
一応、試験手数料として¥1,750、交付手数料として¥2,050必要ですが、教習所に通う場合や直接受験する場合などがあるので、詳しく確認してみます。
で、費用はおいくら?
可能な限りの最低費用は3,800円です。
ところが、一発試験はほとんど玉砕なので、教習所のお世話になる方がいいです。
教習所のお世話になると、現在所持している免許の種類にもよりますが、普通二輪を所持している場合でも10万円くらい、免許なしだと30万円くらいかかります。
受験資格
受験資格については以下の通りとなっています。
取得可能年齢
・18才以上
取得方法
指定自動車教習所を利用
合宿で普通二輪免許を持っている場合では9万~11万くらいのようです。
例1⇒合宿綿所LiVE
例2⇒合宿免許Dream
運転免許センター(試験場)等でダイレクト受験
「ダイレクト受験」も可能ですが、ほとんど失敗するのでやめておいた方がいいです。
普通二輪も持っていて数年間の運転経験があるとしても、やはり厳しいと考えます。
理由はいくつかあって、
車体が重い
ほとんどの場合は750ccを使っていて、当然ながら普通二輪よりもかなり取り回しが悪いです。
しかも試験車両にはパイプガードやヘッドライト上にあるブレーキ表示ランプなどがついており、250kgはあります。
車体が大きい
当然ながら、足つき性も悪くなるし、バランスを崩してしまうと立て直すのは普通二輪のときより難しくなります。
二輪はバランスの乗り物といわれるほどバランスが重要にかしては、力ずくではどうもなりません。
大型二輪に乗っているときは普通二輪などよりも、左右のバランスに敏感になる必要があります。
一本橋の通過時間が長い
普通二輪のときは7秒でしたが、10秒以上となります。
コツはリアブレーキを引きずって、背筋をまっすぐ、視線は前方の遠くを見ることです。
受験の際に必要なもの
住民票の写し(免許を持っていない人)
運転免許申請書
受験票(写真を貼ること) 3 x 2.4cm
卒業証明書・合格証明書(教習所に行った人)
筆記用具
試験手数料
交付手数料
昔の名称は限定解除だった
昔は限定解除といったもので、試験場での一発試験のみでした。
この試験はなかなか合格することができず、1996年に新しく免許制度が変わったので取得しやすくなりました。
1996年から大型二輪免許と普通二輪免許が独立した免許となったため、現在では普通二輪免許の限定を解除して大型二輪免許を取得することはできない。同じ理由により、普通二輪免許で大型自動二輪車を運転した場合、免許条件違反ではなく無免許運転となる。