青魚の一種であるサンマの塩焼きについて、バーベキューコンロや七輪を使った焼きのコツについて書いていきます。
炭火で焼くのとフライパンで炒める場合の違い
フライパンで炒めるにはどうしても油を使ってしまいます。
風味を考えるとごま油がオススメですが、フライパンで炒めるとどうしてもベチョベチョしてしまいます。
ハッキリ言って手間はかかりますが、オススメは炭火焼きです。
炭火焼きのいいところ
脂が減らせる
網で焼くとサンマから脂が大量に出てきます。そして、この脂に引火して炎は大きくなります。
それくらい大量に脂が出てきます。
この脂を活用することで、外部から油脂を追加する必要はなくなるのです。
余計な脂を摂らずに済む
熱を加えることで、脂が出てきますが、その脂は網から滴り落ちるので、フライパンで炒めるようにはベチョベチョになりません。
実際にやってみるとわかりますが、大量の脂が出てくるのにビックリすると思います。
他の食材も一緒に焼ける
しめじのホイル焼き・ホタテのホイル焼きなども同時にできる。
炭火には水で濡らしたサツマイモをアルミホイルで包んで放置しておけば、焼き芋が出来上がる。
サンマの塩焼きの手順&コツ
サンマを用意
サンマを用意します。秋ごろだと大きいサンマが100円くらい。
安いときは1尾60円くらいで買えます。(沖縄のマックスバリュの場合)
着火剤で点火
これまでの経験上、着火剤を利用する方が炭に火が移りやすいです。
ちなみに、新聞紙とかだと炭に火が移る前に燃え尽きるし、ガソリンやシンナーを炭にかけても炭に火が移る前に燃え尽きます。
着火剤にはゼリー状やブロック状などがありますが、好みのものをお使いください。
参考
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サンマに軽く塩を振る
ふり塩とも言いますが、塩を振ると①身に弾力が出てくる、②旨味が増す、③生臭さを抑える、という効果があります。
なので、極力塩を振りましょう。
網に食酢を塗る
ここはコダワルところです。
サンマを焼くと、網に身がくっついてしまい、皮が破れてしまいます。
ところが、網に食酢を塗ると、網につきにくくなります。
塗るときはキッチンタオルに酢を湿らせて、網をなでるように塗っていきます。
炎が消えているのを確認
着火したばかりだと炎が出ていますが、この状態でサンマを乗せると、皮が黒焦げになって、中身に火が通らない状態となります。
炎で焼くというよりは、赤く燃えている炭から出ている遠赤外線で焼くという感じです。
網の上にサンマを置く
炭火が安定したら、網の上にサンマを置きます。
しばらくすると、サンマから脂がどんどん出てきて、これがよく燃えるので、焦げ付かないように注意です。
焦がさないように注意
サンマの脂で炎が出たら、サンマをよけるなどして、焦がさないようにします。
お箸だと燃えたりするので、トングを使うことをオススメします。
参考
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反対側も同様に焼く
大体、サンマの目が白くなれば、裏返すタイミングとなります。
タレはお好みで
スーパーに行けばいろんな種類のタレがありますが、やっぱりオススメは、大根おろしが入っている、おろししょうゆです。
そのほかにもポン酢など、好みのタレを見つけてください。
参考
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まとめ
長々と書いてしまいましたが、サンマの塩焼きのポイントは①炭火の遠赤外線効果で焼く、②網に酢を塗るとサンマの皮が剥がれにくくなる、③脂が減らせる、という感じです。