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3分
半夏生とは
半夏生(はんげしょう)とは、暦日の雑節の1つで、夏至後10日ほど経過した頃で一般的に「梅雨明け」とも言っています。実際にはその年の天候や地方によっても異なりますが、2015年の半夏生は7月2日頃になります。
半夏生の食べ物
タコ(関西付近)
昔より農耕民族のお祭りとしてはじまりました。田植えが終了した時期に稲の根がタコのように地に吸い付き、根付くよう祈願して、という意味を込めてタコが食されてきました。
そこで気になる調理法ですが、タコを素材としていればなんでもいいようで、クックパッドやmisbit.comでは以下のように多彩な料理が紹介されています。
タコ焼き
タコ飯
タコのさしみ
たこのレモン明太マヨネーズ和え
たこのカルパッチョ
などがあります。どれもおいしそうです。
うどん(香川県付近)
讃岐の農家では半夏生にうどんを食べる習慣がありましたが、1980年に香川県製麺事業協同組合が半夏生の7月2日を「うどんの日」に制定しました。香川県は何かあるたびにうどんを食べるようです。
7月はもう暑いので、ざるうどんや冷やしうどんがよさそうです。
レシピについては、クックパッドなどを参考にしてください。
焼きサバ(福井県付近)
今でも半夏生に焼きサバを食べます。サバ料理としてはサバ寿司・刺身・焼きサバがありますが、タコの場合と違って、焼きサバに指定されています。
以前、サンマの塩焼きを紹介しましたが、同じ青魚なので、同じような焼き方ができます。
網へのこびり付きを防ぐには、キッチンタオルに酢を浸み込ませて網に酢を塗ることです。
こびり付きが激減するのでぜひ試してみてください。
おろししょうゆかポン酢をかけて食べるとおいしいです。
芋汁(長野県付近)
長野県小川村では芋汁が食されています。すり鉢ですりおろしてダシや調味料を加えごはんにかけて食べます。
作り方はクックパッドにもありますし、写真付きでこちらのブログに紹介されていてわかりやすいです。
まとめ
これまで紹介したレシピはどれもおいしそうなものがたくさんありました。夏場ということを考えれば、熱い料理よりはタコの刺身・冷やしうどん・芋汁なんかが涼しそうでよさそうです。
ただし香川県は何があってもうどんですね・・・まぁおいしいからいいのですが。
また、夏場は熱中症にかかりやすくなりますので熱中症対策ページや屋外で仕事をする方用に空調服などで対策してもいいかも知れません。