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時間軸順=優先度順
当ブログでは以下のように防災用品としてどんな物が必要なのかを時間軸順で考えてみました。
時間軸順で考えるということは、実はこれが優先度順に並んでいるのです。
なぜなら、
①まずは死なないこと
②国や自治体からの支援があるまで何とか生き延びること
③避難生活で健康を維持すること
④避難生活でなるべく快適に過ごすこと
という順番で対応しなければなりません。
例えば、①の段階で死んでしまうと、当然ながら次の段階へは進めません。
あるいは、②の段階まで生き延びてからでないと、健康維持や快適性に関心が向けることができるのです。
①まずは安全確保のためのグッズ
実際に生命の危機に陥るリスクを軽減するようなモノとしては、頭を守るためのヘルメットや頭巾、瓦礫などを踏んでも安全なように寝室には靴や避難用のスリッパを用意するといいです。参考として、頭を守るためのグッズを参考に、すでにお持ちのご自分持ち物を再度整理してみとよいでしょう。
②避難が容易になるグッズ
自宅が危機に面した場合に避難を手助けするものとしては、扉や窓ガラスを壊して外に逃げるために使うバールや、ガラスや瓦礫から足を守るためのグッズを使うとよいうでしょう。阪神大震災時の教訓として、寝室には靴や避難用のスリッパを準備し、なるべくタンスなど重量物が倒れてこない部屋で就寝する方が安全だそうです。
③健康維持のためのグッズ
避難所までたどり着いて、行政側の支援を受けることができるようになれば、不足している物資を届けてもらえるとは思います。しかしながら、被災者の希望の時間に届けてくれるというわけではないので、個人的に必要なモノがあるなら、避難時にはすでに携行していることが望ましいです。
例えば持病を持っている人にとっては薬が切れただけで苦しむ場合がありますので、非常用持ち出し袋には入れておくべきだと考えます。
④快適な避難生活のグッズ
無事に避難所で過ごすことになったら、水やお湯が使えない場合も考えられますので、トイレのことやお風呂のことが気になります。ただし今では、携帯用のトイレも多数販売されており、心強いものです。
お風呂については体をウェットティッシュで拭き取るような専用の商品も販売されています。
参考⇒サラヤ おふろですよ本体+詰替
⑤自分流にカスタマイズする
今ではたくさんの種類のが商品化されています。これらの商品を買うのもよろしいのでしょうが、自分にとって過不足のないグッズ(モノ)を揃えるのがよろしいです。
まずは身の回りのモノを防災用に活用できないか考えてみましょう。
そのうえで、不足しているグッズ(モノ)を買い足せばよろしいです。
それでは、どのような中身をそろえるのが良いのか、実際に売られている非常用持ち出し袋の中身を確認して、自分に必要なグッズ(モノ)の参考にしてください。
まとめ
普段から準備しておくことで、いざという時に慌てずに済みます。防災用品はキャンプやバーベキューなどのアウトドア活動を通して練習して習熟しておくことが望ましいです。
トイレの練習やお風呂の練習もしておいた方がいいですね。
参考:携帯用トイレ&屋外トイレ
参考:屋外用お風呂