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9月1日は防災の日
毎年9月1日は防災の日となっています。特に、東海地方や四国地方では今後も地震の発生する可能性が高いため、この地方に住んでいる方は小学校の時から防災の日として備えがあるようです。
そもそも、なぜ9月1日が防災の日になったのは、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災に起因します。
この時期には西洋の進んだ建築技術を貪欲に取り込むために、レンガ造の建物が多かったようです。
レンガ造は見た目カッコいいのですが、鉄筋が入っていないために地震に弱いのです。
そのために関東地方のレンガ造の建築物が倒壊し、大きな被害が出ました。
ちなみに、関東大震災の復興事業として、瓦礫などを使って海を埋め立て造成したのが、現在の山下公園です。
二百十日目・二百二十日目とは
立春(2月4日頃)から数えて210日目と220日目にあたり、昔から台風による被害が多い時期とされていることも一因で、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められています。実際にこの時期には巨大台風が日本本土を襲ったりしています。
例えば伊勢湾台風(いせわんたいふう、昭和34年台風第15号、国際名:ヴェラ〔Vera〕)は、1959年(昭和34年)9月26日に紀伊半島から東海地方を中心とたひろい地域にわたって甚大な被害を及ぼしました。
防災器具・用品の点検を
実際に防災訓練に参加するにあたり、避難経路の確認、初動の確認、防災器具の確認なども行うとよいです。自治体や企業によっては、備蓄している非常食(防災用ペットボトル水・乾パン・缶詰めパン・缶詰・缶飯)などを配布して非常食を体験してもらうとともに、
備蓄品の更新を行ったりしています。
缶詰や乾パンなどは昔から存在していますが、最近では赤ちゃん用の防災用品なども販売されており、細かい需要に合わせた商品も販売されています。
やっぱり地震が怖い
台風なら予報が発令されるので事前に準備することができますが、地震はイキナリ来るので全く準備ができませんので、普段から準備しておく方がよろしいと思います。地震対策品もいろいろとあり、これらの商品は実際に必要とされるものです。
これらの商品を参考にして、自分の身の回りで代用できるものがないか考えるのも備えのうちだと思います。
まとめ
防災用品は非常用に確実に動作して機能を発揮す必要があります。非常時に「動きません」「使えません」では生死に直結するので、この際に確認しておきましょう!