ゴキブリを生きたまま越冬させないこと
9月に入って涼しくなってきました。それに伴い、ゴキブリなど家庭内の害虫も少しは減ってきていると思われます。
しかし、安心しきっている場合じゃないですよ。
ゴキブリは夏に繁殖し、寒い冬を家の中でひっそりとやり過ごそうとしていますが、ゴキブリを生きたまま「越冬」させないことが、来年のゴキブリを激減させるポイントなのです。
というわけで、ゴキブリ対策はこれからの時期、とくに9月、10月も気を抜けません。
ゴキブリはじっと待っている
家庭内に潜伏するゴキブリは「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」の2種類。
いずれも気温25度以上で活発になり、夏にMAX元気になる。
それでは、気温が下がる秋以降には死んでしまうのかというと、そうではない。
じつはゴキブリは、そのまま部屋の片隅などにじっと留まって寒い冬を耐え、暖かくなる春を待っているのです。
ゴキブリなどの害虫駆除剤「バルサン」のウェブサイトにも
「一般的に、春~夏にかけて害虫駆除をされる方が多いのですが、実は害虫駆除のポイントは「秋」であるといっても過言ではありません! ポイントを押さえた的確な駆除で、快適な生活を送りましょう」
バルサンHPより
とあります。
秋の繁殖を阻止する
家庭によく出るクロゴキブリは、冬の間は
卵や幼虫の状態で生き延びています。
このため秋に繁殖できなければ、ゴキブリの越冬は失敗に終わるはずです。
そのため秋に幼虫や成虫を徹底的に駆除しておけば、来春のゴキブリの数をかなり抑えることができるなずなのです!!
実は、ゴキブリを駆除するのに秋はとても重要なタイミングなのです。
ゴキブリをしっかり退治するなら、黒または赤のバルサンによる「お部屋まるごと退治法」がオススメです。
また、ゴキブリ以外の衛生害虫にも幅広く効果が得られます。
バルサンの一覧表(バルサンのHPより)
バルサンは楽天でも購入することができます。
季節ごとの対処法
3月~5月(先制駆除)
先制駆除とよばれ、活動前の退治対策が効果的です。
7月~8月(最盛期対策)
最盛期対策とよばれ、最盛期には外からも侵入してくるので、見つけ次第徹底的に退治します。
9月~11月(越冬対策)
越冬対策とよばれ、冬の繁殖を抑えます。
生き残りを越冬させない工夫が必要。
まとめ
ゴキブリは暖かくなる時期をじっと待っています。
夏が過ぎてみなくなったからと言って、死んだわけではありません。
秋にしっかりとどめをさして、少しでもゴキブリを減らそうではありませんか!
ドギーマンのペットカラー
過去にハーブやアロマでゴキブリを忌避(きひ)するという記事を書きました。
ウチでは犬を飼っていますが、ノミやダニ除けにドギーマンのペットカラーを使っていることを思い出しました。

確かに新品のこの商品を首に巻くと、ノミやダニが付きにくくなります。
新品はハーブのニオイがしますので、ノミやダニはこのニオイ(香り)を嫌がっているようです。
部屋いっぱいに広がる香り
ウチの犬はマルチーズなので室内で飼っています。
最近、ペットカラーを新しく取り換えたので8畳ほどの部屋にハーブの香りが広がっています。
3カ月くらいで効果がなくなるとのことですが、それまではハーブの香りでいっぱいになるようです。
人間用の虫除けに使えるかも
小型犬用のペットカラーなら手首や足首に巻いて、ミサンガ風に使えます。
ノミやダニ除けに効果があるので、キャンプなどの野外活動時に虫除けとして使えると思うので、虫が嫌いな方は使ってみてはどうでしょう??
参考画像

実際に人間用に使えるのか?
もともと犬用に作られたモノなのに人間用に使えるのか、該当部分のみ抜粋してみました。
●余りの部分はハサミで切り取ってご利用できます。
⇒手首回りに合わせて調整可能です。
●人にも犬にもやさしく幼犬にも安心して使えます。
⇒犬の首に直接触れてもかぶれなどはありませんので、人の手首に巻いてもOKと思われます。
●油性成分ですので雨にぬれても効果は変わりません。
⇒汗や雨に濡れても効果が落ちないので安心です。
●特にノミの付着が心配な散歩時も、香りのバリアがしっかり守ります。
⇒新品のペットカラーが香りが強いので、混雑した場所では使わない方がいいかも知れません。
まとめ
本来の使い方とは違いますが、ペットカラーは虫除けハーブのミサンガということであれば抵抗なく手首や足首に巻くことができると思います。
もし、かゆみやかぶれがある場合は使うのをやめる方がよいでしょう。
ゴキブリ対策用の餌として有名なブラックキャップについて書いてみます。
ちなみに下のような商品です。

アース製薬による説明
7つの効果でしっかり効く。
1)置いたその日から効果が現れる速効成分フィプロニルを配合で餌を食べたゴキブリを速効退治
2)餌を食べたチャバネゴキブリが持つ卵にも効く
3)薬剤に対し抵抗力を持ったしぶといゴキブリにもしっかり効く。
もちろん大型ゴキブリも速効退治。どんなゴキブリにも効く
4)巣に潜むゴキブリにも効く。餌を食べたゴキブリはもちろん、そのフンや死骸を食べたゴキブリも駆除。
巣の中の幼虫や他の成虫もすばやく巣ごと退治
5)安心して餌を食べられる黒色容器。
ブラックシェルターの暗闇と、適度な隙間でゴキブリが警戒しにくい。
6) マルチエントランス容器。3つの入り口で、360度どこからでもゴキブリを誘い込む
7)部屋中くまなく置ける12個入り。たくさん置くことでゴキブリの殺虫効果がアップ。
アース製薬より引用
使用方法
●1個ずつ切り離してお使いください。
●容器を切り離す際には、容器が割れることがあるので、丸い面を上にして、ていねいに割り取ってください。
●台所の隅や流しの下など、ゴキブリの生息する場所に5m2あたり2~4個置いてください。
●一度に1箱(12個)全部お使いいただくとより効果的です。
●設置後、約6ヵ月間効果があります。
効果的な設置場所
●引き出しの中
●鉢植えの横
●冷蔵庫の周囲
●流し台の中や周囲
●棚の中
●洗面台の中や周囲
クチコミ
昔からあるのはゴキブリホイホイですが、ゴミ箱に捨てるときに、ゴキブリの触覚が動いているのが割とイヤという方にはオススメできる商品です。
効き目を含めたクチコミを以下の通り集めてみましたので、参考にしてください。
高評価のクチコミ
50代 女性
主要成分を見ると、こちらの12個入りが一番効き目が高いようです。
玄関、下駄箱、洗面所の上、ユニットバスの天井裏、押入れ、流し台の下、換気扇の近く、冷蔵庫の裏に設置しました。
ゴキブリホイホイなどは、見た目も大きいし、処分するときもイヤなので、誘引系のものは使いたくありません。
40代 女性
これを使いだしてから、ほとんどゴキブリを見ることはなくなりました。
60代 女性
数年前にブラックキャップを置いていたのですが、やはり効果が続くのは半年くらいのようです。
取り換えるのを忘れていたため、ゴキブリがうろついていていました。
新しく買い直して設置したら、すぐに効果が出たようです。
60代 女性
以前もブラックキャップを買ってとてもよく効いたので今回も置き換えように買いました。
効果が切れても慌てないように、予備も購入することをオススメします。
また、使い始めの年月日も書いておけば、交換の目安になります。
30代 女性
ウチでは猫が自家製のホウ酸ダンゴを舐めてしまうことがあるため、この商品に切り替えました。
本当に効果バッチリです。
30代 男性
ブラックキャップはマジきく
1年間全くゴキブリいなくなるから
低評価のクチコミ
30代 女性
ウチの場合はダメでした…。
この商品をいろんなところに置きまくりましたが、何日経っても死骸は発見されません。
それどころか小さな子供達を何匹も発見したので、どうやら増えてしまったようです。
この商品はどこのレビューサイトで見ても評価が高いので期待していたのですが、ガッカリです。
まとめ
ブラックキャップなどのような商品を使う前に、第一にゴキブリの侵入を防ぎ、部屋中のゴキブリが集まりそうな原因(20~32℃の温度、水気、餌)を取り除くことから始める方がよいです。
参考:ゴキブリ対策~嫌いなもの編~
このような商品は製品化の段階で何度も実験検証しているはずなので効果はあると思います。
いくら室内で対策をしても、外から入ってこられれば効果はないと感じることでしょう。
商品を買ってただ置くだけではなく、一度夏前に大掃除がてら点検することをオススメします。
販売サイトはこちら
参考まで・・・
ゴキブリ対策関連記事はこちら⇒ゴキブリ対策
ゴキブリは、形や動きだけでなく、病原菌を媒介するという衛生面からも、なるべく遠ざけたい存在です。
ハーブや殺虫剤を使う方法もありますが、そもそもゴキブリが嫌う環境を作ることができれば、ゴキブリは近寄りにくくなります。
といわけで、今はゴキブリが嫌いなものについて総論ということで書いていきます。
ゴキブリが嫌いなもの
寒さと暑さ
ゴキブリには活動するのに適した温度があって、おおよそ20~32℃くらいで、この気温より暑くても寒くても活動が鈍ります。
6月~9月頃はだいたいこのような気温になるので、活動が活発になります。
乾燥
乾燥していると、水分補給ができず、いずれは死滅してしまいます。
餌がないこと
動物の死骸や嘔吐物、ゴミ、皮膚の垢なども餌にしてしまうので、常に清掃をしておくことが望ましいです。
だから人家に入ってくる
上で列挙したのはゴキブリの嫌いな環境なのですが、その反対に好きな環境というのがヒトの住宅とバッチリ重なってしまうのです。
ゴキブリが人家に入ってくるのは、
暑さや寒さから逃れる
食べ物や繁殖相手を探す
餌や水分を得る
という理由があります。
ゴキブリの敵
クモ
クモは見た目は気持ち悪いですが益虫であり、ゴキブリを捕食します。
ヤモリ
沖縄でよく見られ、見た目は気持ち悪いですがゴキブリを捕食します。
形はトカゲに似ており、色は薄い灰色で、人間に向かうとか、襲いかかってくることはありません。
※イモリは黒くて水辺にいるものでヤモリとは異なります。
ネコ
カサカサ動くゴキブリを見て飛びついていき、おもちゃにして遊び殺します。
当然ながら食べたりしません。
トリ
ハエ叩きで殺したゴキブリの死骸をトリが食べていたのを見たことがあります。
死骸だけではなく、生きている場合でも食べていると思われます。
ハーブやアロマなどの香り
ハーブやアロマの項目でも説明しましたが、これらのニオイに対して苦手です。
家の出入口やベランダなどはハーブで防御したり、室内はアロマの香りでゴキブリに嫌がらせをするという方法もいいですね。
まとめ
私たちが清掃などをして、ゴキブリの嫌いな環境を作り維持することで、ゴキブリと遭遇する可能性を低くすることができます。
確認:ゴキブリの嫌いな環境とは
寒さと暑さ
乾燥していること
餌がないこと
参考まで・・・
ゴキブリ対策関連記事はこちら⇒ゴキブリ対策
ハーブではゴキブリを殺せない
まず確認したいのですが、殺虫剤と違ってハーブにはゴキブリを殺す力はありません。
しかし、「ゴキブリを見るのもイヤ」「殺虫剤を室内に撒きたくない」という方にとっては、ハーブではゴキブリを遠ざけることができればラクですね。
ハーブをどうやって使う?
栽培する
ベランダで栽培します。ただし、1鉢だけとかではさすがに効果はほとんどありません。
効果があったという体験をした方は20~30種類を大量に育てていたとのことです。
乾燥させたハーブを家の中に
ベランダや玄関でハーブを栽培することで、一応入口を守ることはできました。
そこで、今度は室内ですが、乾燥させたハーブをティッシュなどで包んでゴキブリの出そうな場所に配置しておく。
どのハーブが効果がある?
ミント・ハッカ
清涼感あふれる香りでおなじみのミントは、お菓子や飲料、化粧品、そのほか多くのものに利用されており、身近なハーブです。
ゴキブリよけに使うなら、メントール臭や苦味が強いニホンハッカの方がよさそうです。
ただし、ニオイなどが強いため、料理やお茶などには適しません。
レモングラス
タイ料理のトムヤムクンや、インド料理や東南アジア料理のスープやカレーなどに使われていることで有名です。
レモンに似た香りでリフレッシュ効果があります。
ラベンダー
神経を安定させる作用があるため、ストレスを感じやすい人や気分にムラのある人にもおすすめです。
ニーム
人や農作物には害がなく、さまざまな種類の害虫に効果があるといわれています。
インドでは大昔から虫下しや胃薬、歯磨き、虫除けなど、民間の治療薬として広く使われてきました。
ユーカリ
ユーカリはコアラの木として有名です。
センテッドゼラニウム
センテッドゼラニウムはシトロネラールという成分を含有するため昆虫忌避作用があります。
昆虫にとっては嫌な匂いですが、人間にとっては不快な香りではありません。
まとめ
部屋の中で殺虫剤を使いたくない、という方にとってはハーブでゴキブリの嫌いな環境を作るというのは有効です。
さっそくホームセンターの園芸コーナーへGOです!
参考まで・・・
ゴキブリ対策関連記事はこちら⇒ゴキブリ対策
停滞前線が沖縄付近に出現しだすのが5月はじめ、それから1ヶ月くらい沖縄付近で停滞して北上して梅雨明けとなります。
ちなみに梅雨入りと梅雨明けについては沖縄の地域行事と関連付けられています。
梅雨入りの目安➡那覇ハーリー(毎年新暦5月3日~5月5日)
梅雨明けの目安➡糸満ハーレー(毎年新暦6月上旬)
梅雨のときには確かに湿っぽいですが、暑くなければ割と過ごしやすいです。ひんやりして気持ちいいときもありますが、ここで注意があります。
それはハブとゴキブリが活発に活動する時期にもなるということです。
ハブに咬まれて処置が遅れてしまえば、咬まれた部分のタンパク質が変質する場合があります。
ゴキブリは5cmくらいあって本州のゴキブリとは大きさが違います。また、元気だと飛んで向かってくるので気持ち悪くてしょうがありません。毒はないでしょうが、衛生的にイヤです。
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